ちょろQの覚書でぇ~す

AviUtlの編集機能を検証する

2016/3/30 更新
 前回は拡張 x264 出力(GUI)を極めるでMP4出力を行いましたが今回は編集機能について検証していきます。

AviUtlを使いこなせたら楽しいでしょうね!

カット編集
 動画の余分な前後を切り取る。動画の中間を切り取る「カット編集」というのががあります。
画面上で「右クリック」します。
2014120220172410e.jpg


 図をクリックすると拡大されます。その図をクリックすると更に拡大されます。




「選択範囲の切り出し」は単純に「この間のファイルを切り出したい」ときに使用します。
「選択範囲の削除」はCMなどファイル内に複数のカットが必要なときに使用します。

 TMPGEnc Video Mastering Works 5(2014/12/19 販売終了)に「CMをわりと速く見つけるプラグイン」映像ファイルを解析し、CM の可能性が高い候補位置を検出する機能拡張プラグインと謳っている製品があります。(有料)

 で、AviUtlのお部屋に協力サイトのリンクがあるのですがその中に、今は閉鎖しているサイトで「ジャンプウィンドウ」という表記が有り、これがCMカットに近いのではないかと思いまして…。

 「aviutl ジャンプウィンドウ」で検索するとジャンプウィンドウ - AviUtl実験室が検索されました。そこで「aviutl_jump_210.lzh」をダウンロードし、解凍して「jump.auf」をaviutlフォルダのaviutl.exeと同じ場所に置きます。

メニューバーの「表示」~「ジャンプウィンドウの表示」に反映されています。
201411011621003d3.jpg
CMから次のCMへの移動が迅速に処理でき、かなり有益なソフトです。お試しあれ

ついでに「セーブ中もブレビュー表示」にもチェックを入れておきます。
201412011838260e6.jpg

 ここにチェックをを入れるとエンコード中の経過がメインウインドウに表示されます。







フィルタとタイムラインモード
 TMPGEnc Video Mastering Works 5でよく使うフィルタは「映像クロップ」、「輪郭強調」、「音声ボリューム調整」、「音声フェードイン/アウト」、「字幕」、「部分モザイク」、「映像リサイズ」(縦横比を補正します。)、「2ヶ国語音声」と「タイムラインモード」(2つ以上のファイルを編集)などですが、どの程度AviUtlの機能が対応しているのかを検証してみたいと思います。

 AviUtlを起動し、メニューバーの「ファイル」~「開く」からaviファイルを開くと「編集」を開くことが出来ます。が...、各項目を見ていくと高度な設定で、今すぐ使うこともなさそうです。

「表示」に「再生ウインドウの表示」がありますので、この機能を使って検証を進めていきます。

メインウインドウと再生ウインドウの統合もできます。
 「ファイル」~「環境設定」~「システムの設定」の「再生ウインドウの動画再生をメインウインドウに表示する」にチェックを入れてaviUtlを再起動すれば表示されます。
20141101163334ee4.jpg

メインウインドウの「操作部」がこうなります。
名称未設定-1
クリックするとメインウインドウで再生が始まります。

ちょろQは統合ウインドウが編集作業等にふさわしいと思いますが使いやすいほうを選択してください。

 「フィルタ」と「設定」は連動しています。「設定」の各項目のダイアログボックス右上をクリックすると使用可能になるのですが、基本的には「フィルタ」の✓(選択)で有効になります。
(実は、これが悩ましいことに、次の使用時にリセットされず、前の設定が残っているので、使用の度に確認しなければなりません。)

主な「フィルタ」
・「シャープフィルタ」:TVMW5にもあるが仕様が違うようです。デフォルトでは下限値:128ですが強調すると作品の重厚さが欠けるのでエンコード前の動画の鮮明さを判断し半量の64又は、その半量の32に調整します。(後出の「エッジ強調フィルタ」と併用すると、かなり良好な画質が得られます。)
・「クリッピング&リサイズ」:TVMW5の「映像リサイズ」と同じ機能です。
・「縁塗りつぶし」:TVMW5の「映像クロップ」と同じ機能です。
・「色調補正」:オリジナルの原画で全体的に暗い印象の動画を補正するのに有効です。が...ほどゝに。
・「リサイズフィルタ」:デフォルトは512x384ですが数値を変えることで画面サイズを変更します。(×:乗算記号 は「x」半角エックスですので注意しましょう。)
・「音声の位置調整」:音ずれの修正を行います。
・「音量の調整」:デフォルトでは0ですが80~90ぐらいが適当かと...。(0でも出力しますが音量不足です。)
 ※「音量の調整」を最大にしても音量不足のときはこちらを参照してください。
・「音量の最大化」:デフォルトでは最大(256)ですが、音割れを心配して半量の128に設定。

 これまででは、TTVMW5で使用頻度の高かった「輪郭強調」、「音声フェードイン/アウト」、「字幕」、「部分モザイク」、「2ヶ国語音声」と「タイムラインモード」が見当たりません。

そこで、AviUtlのお部屋で探したところ「エッジ強調フィルタ」 というのがありました。
これが多分TVMW5の「輪郭強調」に相当するものと思いダウンロードします。
20141101164607db4.jpg
zipファイルを解凍しaviutlフォルダのaviutl.exeと同じ場所に置きます。
 aviutlを起動し、メニューバーの「フィルタ」と「設定」で「エッジ強調フィルタ」を確認しました。デフォルトでは、強さ:50%の128で設定されていますが、最大の256が適当でしょう。

 TVMW5で残すところの機能は「音声フェードイン/アウト」、「部分モザイク」、「字幕」、「2ヶ国語音声」と「タイムラインモード」となりました。

で、次の手は

AviUtlの編集機能を拡充する拡張編集Pluginの導入に進みます。

そこで、AviUtlのお部屋に戻って拡張編集Pluginの導入に挑戦です。
20141101165849fa9.jpg

 ダウンロードし、解凍したファイルの.txtファイルを除き、全てをaviutlフォルダのaviutl.exeと同じ場所に置いて完成。...簡単でしたね。

AviUtlフォルダ内はこのようになっています。
aviutlフォルダ内

早速、aviutl.exeを起動してみましょう。

メニューバー「設定」から「拡張編集の設定」を選択します。

出た!!これがTVMW5の「タイムラインモード」(2つ以上のファイルを編集)では?

取りあえず「拡張編集」が表示されるので
「Layer 1」に.aviファイルをドラック&ドロップすると。
201411011712566a0.jpg
が開かれる。
画像サイズを元動画のサイズにします。
201411011720182d5.jpg
「OK」をクリックすると
20141101172400ac1.jpg

 「Root」をクリックしてLayerの長短を決めます。また、[CTRL]キー+マウスホイールでも調整することができます。
20141120152240d94.jpg

 2つ以上のファイルを編集するときにLayerの長短を調整して他の編集を容易にする機能です。



 Layer 2の「音声ファイル」をクリックし点線枠で表示すると「音声ファイル[標準再生]」が表示されるので、ここで「音量」調整をします。
20141101172821f99.jpg



(「拡張編集の設定」を選択するとメニューバーからの音量調整はできなくなります。)




カット編集
これからちょっと細かくなりますが注意深く進めます。
20141101173215b74.jpg
切り取りたい最初の赤線をで「右クリック」し、「分割」を選択する。

次に、切り取りたい最後の赤線をで「右クリック」し、「分割」を選択する。
20141101173626aef.jpg

切り取りたい範囲内で「右クリック」し、「削除」を選択する。
201411011742187df.jpg

削除した空白部分をドラッグで左に詰める。
201411011745249d8.jpg

 ドラッグするとサンプル.aviの末尾と元ファイルの緑線の間に隙間ができるので空白の部分で「右クリック」し「範囲設定」~「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」を選択すると緑線がサンプル.aviに密着し完成です。
201411210751521c6.jpg
 TVMW5の「タイムラインモード」(2つ以上のファイルを編集)ではこの拡張編集からLayer 3へとaviファイルを追加編集していきます。

音声フェードイン/アウト
次は、TVMW5での「音声フェードイン/アウト」に挑戦です。
 「音声ファイル」をクリックかダブルクリックすると「音声ファイル[標準再生]」が表示されるので右上のをクリックし項目の「音量フェード」を選択します。
20141101175623674.jpg

「再生ウインドウ」で音声を確認しながら設定します。
2014110117594329d.jpg

 メインウインドウと再生ウインドウの統合ウインドウでもできます。

 
 どうでしょうか、成功したでしょうか?。「再生ウインドウ」または、「統合ウインドウ」で効果を確認してみましょう。

字幕
次は、「字幕」に挑戦してみましょう。
Layer 1を「右クリック」し、「メディアオブジェクトの追加」~「テキスト」を選択する。
201411011805413e0.jpg

タイトルを中央配置しました。赤線部を設定します。
2014110118094360c.jpg

 「自動スクロール」にチェックを入れ文章を改行するとスクロール(この場合は下から上へ)します。「再生ウインドウ」で確認してください。
201411011813310ec.jpg
 スクロールは厄介だと思います。が、出来たでしょうか?時間をかけて調整してみて下さい。
(編集中はスクロールの滑らかさに難が有りますが出力後は問題ありません。長文のとき字数に制限があり途中で端折られてしまいますが動画タイトルとか解説などにはもってこいですね。)

部分モザイク
さて、次は「部分モザイク」に挑戦です。
201411011816391e1.jpg

「部分フィルタ」を選択すると
2014110118200358f.jpg

「モザイク」を選択し、赤枠内を設定する。
20141101182312b60.jpg

 意外と楽しくできたのではないでしょうか♪ (移動する対象物のモザイクは使用することがないにしても興味の対象で今後の課題です。)

 残すところのTVMW5AviUtlフィルタの検証は「2ヶ国語音声」のみですが検索の結果、有益な情報(ちょろQのレベルにあったサイト)が得られなく今回は保留とします。情報が有りましたら一報いただければ幸いです。

 めんどくさい、暇がない、若しくは検証をしたいという方はサンプルをこちらから(トラブル回避のため自己責任で)どうぞ。

次回はAviUtlでMP4動画の結合を無劣化で出力しよう!! です。

AviUtlで二か国語音声が解決したので紹介します。

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